新型インフルエンザは、毎年冬に流行するインフルエンザとは違い、ウイルスの性質が大きく変わることによってできる、私たちが経験したことのないインフルエンザです。
『新型』ですから、このウイルスに対する抵抗力(免疫)を持っている人はいないので、発生したら短期間で世界中に広がり、日本でも大流行がおこります。
被害を最小限に食い止めるため、予防法や発生・流行時の対応を身につけましょう。
感染時の症状について
高熱・のどの痛み・身体のだるさ・筋肉痛・関節痛・肺炎・下痢・腹痛
感染の方法について
飛沫感染・接触感染が感染経路と考えられています。
飛沫感染
感染者からの咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込んで感染することです。おう吐の際の飛沫でも感染します。
有効な予防策
- マスクの着用
- 消毒
接触感染
ウイルスのついたドアノブや手すりなどを触った手で、目・鼻・口に触れることで感染します。感染者のおう吐物や便などからも感染します。
有効な予防策
- 手洗い
- 手袋着用
新型インフルエンザが流行したら
- 外出はできる限りさける。
- やむをえず外出しなければならないときは、不織布製マスク、ゴーグル(メガネ)などを着用。混雑した公共交通機関等の利用を極力控える。
- 徳島県内で、第1例目の新型インフルエンザ患者が確認された時点で、学校(保育・幼稚園から大学まで)は臨時休校にします。
感染した場合について
流行時に発熱・のどの痛み等の症状が現れた場合
最寄りの保健所(発熱相談ホットライン)に相談し、今後の対応について相談をしてください。
相談後に診察に行ってください。なお、その際にはマスクを必ず着用してください。
美波保健所(発熱相談ホットライン)
電話 0884-74-7343
受付時間 平日(午前8時半~午後6時15分)、土日祝(午前9時~午後5時)
上記以外の時間(24時間対応) 電話 088-621-2228(県庁内)
家庭等で看病する場合について
- 患者も家族も全員がマスクの着用
- 患者が使用したティッシュ等はビニール袋に入れて密封する
- 患者と家族の部屋を別ける
- 患者が触れた部分を消毒(熱湯消毒、消毒用アルコール等)
- 患者の汚物がついたものは消毒してから洗濯
新型インフルエンザの予防について
マスクをする
- 外出時にはウイルスを吸い込まないようにマスクを着用する。
- 熱、咳、くしゃみ等の症状のある人は、必ずマスクを着用しましょう。
- 不織布製マスクを着用しましょう。
「手洗い」「うがい」の習慣を
- 帰宅時、食事・調理の前、病気の人と接した後には必ず手洗いとうがいを。
- くしゃみや鼻をかんだ後も手洗いを。
充分な栄養・睡眠をとり抵抗力を高める
お問い合わせ先
南部総合県民局美波保健所
電話 0884-74-7343