お薬のはなし(国民健康保険)

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「セルフメディケーションをご存じですか」

 セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」(WHO定義)を意味しています。
 日ごろから自分の健康状態を把握しながら生活習慣の改善に取り組み、OTC医薬品を上手に活用しながら風邪のひきはじめや軽微なケガの時に自ら治療することも、セルフメディケーションにあたります。

【セルフメディケーションの取組】
  ・    日頃からバランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠や休息などを心掛ける
  ・    軽い体調不良や小さなケガは、薬局やドラッグストアで購入できる医薬品(OTC医薬品)を上手に活用する
  ・    特定健診を受診しましょう
【セルフメディケーションの効果】
  ・    健康管理の習慣が身につく
  ・    通院が減ることで、医療費の増加を防ぐ

~セルフメディケーションを活用して、自分自身の健康を保持しましょう~

OTC医薬品とは

 OTC医薬品とは、薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方箋なしに購入できる医薬品のことです。今までは「市販薬」と呼ばれていましたが、2007年に呼称が統一されました。 (これに対して、医師が処方する医薬品は「医療用医薬品」と呼ばれます。)
 軽い体調不良であれば、手当のためにOTC医薬品を利用することで、医療費の節約ができる場合があります。ただし、飲み合わせによっては副作用が現れる場合もあるので、その場合は薬剤師、登録販売者に相談してみましょう。また、体調が改善しない場合は速やかに受診しましょう。
 

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは

 先発医薬品(医療品メーカーが開発した新薬)の特許期間が過ぎた後に、厚生労働省から「先発医薬品と同じ有効成分を同量含んでおり、同等の効き目がある」と認められた医薬品です。研究開発等に要する費用が低く抑えられていることから、先発医薬品に比べて安価に提供することができます。
 詳しくは、政府広報オンライン「安心してご利用ください ジェネリック医薬品」
 https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201309/4.html をご参照ください。

〈 後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)にあたる一部医薬品の自己負担額について 〉
 特別な理由なく患者の希望で後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)を利用する場合、ジェネリック医薬品との差額の4分の1は患者が負担します。なお、医師や薬剤師が医療上の必要性があると判断した場合には、後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)を使用しても通常の保険給付となります。
 対象となる品目等、詳しくは厚生労働省ホームページ「後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定医療について」 
 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39830.html をご参照ください。

バイオシミラー(バイオ後発品)とは

 「バイオシミラー(バイオ後発品)」は、バイオ医薬品(※)の特許が切れた後に、他の製薬会社から発売される薬で、特許が切れた薬と同様に使うことができます。先行バイオ医薬品と同等・同品質・安全性・有効性を有する医薬品です。
※  バイオ医薬品とは、遺伝子組み換え技術や細胞培養技術などを応用して、微生物や細胞が持つタンパク質(ホルモン、酵素、抗体など)を作る力を利用して製造される医薬品です。
   詳しくは、厚労省ホームページ「後発医薬品(ジェネリック医薬品)及びバイオ後続品(バイオシミラー)の使用促進について」
   https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kouhatu-iyaku/index.html をご参照ください。


 バイオシミラーは原則として、特許が切れたバイオ医薬品の70%の値段になります。そのため、患者・家族の経済的な負担の軽減につながることが期待されています。


 〈 バイオ医薬品、バイオシミラーが使われている病気の例 〉
 ・がん  ・糖尿病  ・関節リウマチ  ・腎性貧血  ・低身長  ・クローン病  
 ・潰瘍性大腸炎  ・加齢黄斑変性 など

ポリファーマシー(多剤併用)とは

 「ポリファーマシー(多剤併用)」とは、単に服用する薬剤数が多いだけではありません。多くの薬を服用することで起きる副作用や、飲み間違い・飲み忘れ等により正しく薬を飲めなくなることから引き起こされる有害現象(薬剤を投与された患者に生じた好ましくない、あるいは意図しない徴候、症状、病気)のことです。


〈 現在複数の病院から多くの薬を処方されている方 〉
 薬の中には組み合わせに注意が必要なものがあります。ポリファーマシーを回避するために、積極的にかかりつけ薬局を利用しましょう。また、お薬手帳は1冊にまとめ、医療機関を受診する際には持参しましょう。お薬手帳を医療機関に提出することで、併用薬の相互作用などのチェックが行われます。
 

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