ウミガメについて

美波町の大浜海岸には、毎年平均70頭のアカウミガメが上陸します。美波町では、昭和25年に始まった日和佐中学校に於ける海亀研究 に端を発し、アカウミガメの保護研究及び規制に町ぐるみで力を入れてきました。

日和佐とウミガメの歴史

昭和25年 日和佐中学校でウミガメの研究開始
昭和31年 日和佐町と赤河内村が合併、「日和佐町」が誕生
昭和32年 うみがめの研究を日和佐町が引き継ぐ
昭和33年 "大浜海岸の赤海亀およびその卵、赤海亀の産卵地大浜海岸"県指定天然記念物に指定
昭和35年 日和佐町立水族館完成、中学校で飼育していたアカウミガメを水族館へ移動、中学校の海亀研究が読売新聞全日本学生科学賞受賞
昭和36年 第1回うみがめ祭り開催
昭和39年 国民宿舎「うみがめ荘」落成
昭和42年 "大浜海岸のウミガメおよびその産卵地"国指定天然記念物に指定
昭和46年 東宮御所へウミガメ献上
昭和48年 ウミガメ保護規制開始
昭和58年 ウミガメ人工ふ化場完成
昭和59年 第1回タートルマラソン大会開催
昭和60年 日和佐うみがめ博物館「カレッタ」オープン
昭和61年 カレッタサマースクール開始
昭和62年 うみがめ博物館に子亀飼育観察水槽完成
昭和63年 日和佐海亀国際会議’88開催
平成2年 ウミガメのふるさとサミット開催、飼育プール、飼育水槽増設
平成6年 第5回日本ウミガメ会議開催
平成7年 ウミガメ保護条例制定、6月1日施行
平成8年 ウミガメの産卵地大浜海岸が日本の渚百選に選定、タグ装着及びふ化率調査開始
平成10年 日和佐うみがめ博物館「カレッタ」リニューアルオープン
平成18年 日和佐町と由岐町が合併、「美波町」が誕生