阿南市と定住自立圏形成協定を締結しました
定住自立圏構想とは、人口減少と急速な少子化・高齢化が見込まれていることを踏まえ、人口が40,000人以上など、一定の条件を満たす中心市と、周辺市町村が、自らの意志で1対1の定住自立圏形成協定を結び、連携・役割分担を行うことで、地域の活性化を目指す取り組みとして国が提唱する政策です。
美波町では、教育、医療、生活などにおいて、つながりの深い中心市宣言を行った阿南市と連携して地域の活性化に取り組むため、定住自立圏構想に取り組んでおり、平成23年3月24日、阿南市役所で「定住自立圏の形成に関する協定書」の調印を行いました。
今後は、この協定に基づき圏域の発展と行政サービスの向上を図っていくこととなります。
定住自立圏のイメージ
協定による相互連携により次の取り組みを行います。
- 中心市の機能の積極的活用
- 権利・負担関係の明確化
- 圏域意識や地域の誇りの熟成
例えば
行政機能として
- 中心市にある総合病院から周辺市町村にある一般診療所に総合医を派遣する
民間機能として
- 中心市にあるショッピングセンターと周辺市町村の商店間で注文・発送する
- 中心市にあるショッピングセンターと周辺市町村の農場が連携して農産物のブランド化をする
- 中心市にあるショッピングセンターと周辺市町村の青少年活動など通してロットの拡大をする
このように中心市と市町村が生活実現や将来像を勘案し、協定を結ぶことにより、自ら圏域を決定します。
定住自立圏形成協定合同調印式
とき:平成23年3月24日木曜日
ところ:阿南市役所
これからの取組予定
定住自立圏共生ビジョンの策定
定住自立圏形成協定の締結により形成された圏域全体を対象として、圏域の将来像や協定に基づき連携して推進する具体的取組などを記載した「定住自立圏共生ビジョン」を策定します。